JF全漁連の坂本雅信会長は10月28日(火)、鈴木憲和農林水産大臣を表敬訪問し、就任のお祝いを述べるとともに、漁業の現況などについて意見交換しました。
坂本会長から鈴木大臣に対し、ご就任のお祝いを申し上げた上で、「喫緊の課題として、小型いか釣り漁業のTAC枠の問題で、漁業者は非常に困っている。そもそも今回の件は、今年から大幅にTACの削減がされたところ、想定外のスルメイカ資源の回復による要素が大きい。漁業者を苦しめるTAC制度であってはならない。速やかな休漁状態の解消に向けた措置を強力に求める」と発言しました。
これを受け、鈴木大臣からは、「留保の取り扱いを含め、農林水産省としてもできることを検討したい。併せて、獲り方の工夫や報告体制についてご協力をお願いしたい」との発言がありました。
【訪問者】 JF全漁連:坂本雅信 会長、内田珠一 専務 ほか
