今年度活動スローガン
“ 届けこどもに!続けみらいに!輝け浜のマーメイド ”
2026年度事業計画趣旨
近年、我が国周辺海域では、地球温暖化に伴う海洋環境の激変等によって、漁獲量の急激な減少や資源の変動、藻場・干潟の消失や栄養塩の不足など、漁場環境の機能が大きく減退し、漁業を取り巻く環境は危機的な状況を迎えています。また、長期化するロシアのウクライナ侵攻やイラン情勢の影響により、漁業に欠かせない燃油の供給不安と価格高騰は、漁業経営に大きな打撃となっております。このような状況は、国民への安全・安心な水産食料の安定供給を担う私たちにとって大きな脅威となるだけではなく、水産加工業や流通・小売等も含めた地域社会全体の崩壊にも繋がりかねず、国民共通の課題となっています。そのような中、私たちJF女性部は、「地域社会・地域漁業への貢献」を重点項目とし、女性ならではの感性と笑顔を活かし、時代の流れとともに多様化する価値観に敬意を持ちながら、さまざまな問題にしなやかに対応できるよう活動を進めていきます。
活動の基本方向
各浜における女性部活動の仲間の輪の広がりを呼びかけながら、漁村地域の活性化に向け活動を推進していきます。
1.水産物の消費拡大活動
2.浜の環境保全活動
3.安全操業の推進
4.自立した組織づくりと女性の参画の機会づくり
5.全国共通活動の推進
課題別実践活動
1.水産物消費拡大活動の推進
(1)全国の漁村地域の伝統料理等を次世代に受け継ぐための普及活動と情報収集を展開します。
(2)未利用魚・低利用魚の利活用を通じた水産物の付加価値向上を推進します。
(3)JF女性連等が実施する料理教室・イベント等への出展に対し、費用の一部を助成します。
(4)全国漁青連・JF全漁連中央シーフードセンター・全国漁連のり事業推進協議会等と連携し、消費拡大活動を展開します。
(5)JF全漁連主催のFish-1グランプリに参加します(水産物消費拡大活動の推進活動または、浜の環境保全活動いずれかで参加)。
2.浜の環境保全活動
(1)JF全国女性連のブランド、天然石けん「わかしお」の普及を図るため、石けん講習会および天然石けん体験教室の開催等を推進します。
(2)「海を守る青少年体験教育活動」として「天然石けん教室」、「海浜清掃」、「環境学習」等を推進します。
(3) 海洋プラスチックごみ問題について、国際的な動きや国の対応などを踏まえ研修活動に参加を推進します。
(4) 国・自治体が行う環境・生態系保全事業へ積極的な参加を呼び掛けます。
3.安全操業の推進
漁船の安全操業と海難事故防止のため、ライフジャケット着用率の向上を目指し、LGLによる声掛け運動や安全講習会の開催等を推進し、漁業者自身の安全に関する意識の向上と取り組みの推進を助け、地域一丸となって安全意識を高める活動を推進し、ライフジャケット着用率100%・海の犠牲者ゼロを目指すための意識向上の取り組みを積極的に推進します。
4.自立した組織づくりと女性の参画の機会づくり
(1) 女性の参画と声の反映の取組
・漁村における男女共同参画社会の実現を目的に、各JF役員と所属する女性部役員との懇談会の実施を推進します。
・水産庁長官・JF全漁連会長・JF共水連会長・漁済連等との懇談会の実施を検討します。
・各県におけるJA女性協との交流と連携強化を目的に、JA女性協主催のリーダー研修会およびJA全国女性大会に参加を検討します。
(2) 部員の高齢化・減少対策への取組
・一世帯で複数の女性部員の加入を推奨し、組織の活性化を図ります。
・広く一般市民からも女性部員の加入を推奨し、組織の活性化を図ります。
・ホームページ、SNSを活用した情報の幅広い発信に努めます。
(3) 水産庁補助事業「漁村女性能力発展・実践活動促進支援事業」等を活用し、起業的活動、自立した組織づくり、次世代の女性部リーダーおよび若手部員の育成・資質の向上を図ります。
(4) 漁業者の所得向上を通じた漁村地域の活性化を目指す「浜の活力再生プラン(浜プラン)」について理解を深め、交流人口の増加や女性活躍の推進を図ります。
5.全国共通活動推進への協力
(1)海難遺児を励ます募金活動
(2)JFマリンバンクの貯蓄推進
(3)JF共済(チョコ―・くらし等)の加入促進
(4)漁業者ねんきんの加入促進(1)海難遺児を励ます募金活動
(5)「ぎょさい」と「積立ぷらす」の加入促進
(6)漁業と福祉の連携(漁福連携)(子供食堂、高齢者支援など)
(7)全国漁青連、全国水産業改良普及協議会、その他関係団体との連携